直接ダメージ(Direct Damage)とは?時間経過ダメージ(Damage Over Time)との違いはなに?雷杖ってどうなの?

コメント(6)

こんにちは。

ESOのスキルの説明やprocセットの説明で、
直接ダメージを与えたとき、とか
書いてあるのをよく見かけるかと思います。

(procという単語についてはこのサイトにある
ESOの英語の記事のprocの項目を参照してください)

このへん詳しく書いてなさそうだったので、
特に初心者さんは直接ダメージって何?
じゃあ間接ダメージもあるの?と思ったりするかもだし、
混乱の原因になります。
ちなみに間接ダメージという用語はESOには無いです!

“直接” ダメージだから、例えば剣とか物理攻撃で
相手のボディに武器が触れるのが直接ダメージ、
魔法とかAoEで直接相手の身体に触れないのは
非直接ダメージ みたいなイメージしちゃうかもですが
これは違います。

これについては本当に直接ダメージという表現が
良くないなと思いますねー。

直接ダメージっていう表現を変えて、即時ダメージとか
瞬間ダメージ、と言い換えたほうがイメージが
付きやすいかもしれませんね。
同じようなことを英語でも言われてましたね。

自分で独自のビルドを組むときとか面白そうなセット装備の
組み合わせを考えるとき、このダメージ源の種類を強化する
CPとか、直接ダメージで発火するprocセットとかを適切に
組み合わせられることができるよう、
ここはしっかり把握しておきたいですね♡

・・・

最初に答えを書いておくと、直接ダメージ(DD)とは、
1撃ヒットしてそれで完結するダメージ
のことです。

逆に、一定時間継続してダメージを与えるものは、
時間経過に伴うダメージ(DoT)
に分類されます。

言い方を変えるなら、一定時間継続してダメージを
与えないものはDD
です。

スキルはこのどちらかに分類されます。
DoTと間違いそうなチャネリングっていうのもありますが
それはDDとかDoTとはまた別の話です。後述してます。

もっと言うと、

DD:相手はXのダメージを受ける
DoT:相手はT時間の間、繰り返しXダメージを受ける

さらにおまけで、ダメージカウンターの色でも判断できます。

DD:ダメージ与えたときのダメージ値の色が白
DoT:ダメージ与えたときのダメージ値の色が橙

 →これはZOS公式がこう回答してるので間違いないです

 → ここ https://help.elderscrollsonline.com/#en/answer/32697


という考え方で判別できます。
基本的な公式というか判断基準は上の赤字の通りです。

ただし後述しますが、バグなのか不整合なのか
当てはまらないスキルもあり得るので、
一概にこれが確実とは言えないことには注意。

ここで、DDなのかDoTなのかどうかは、
そのスキルが、単体へのダメージなのか
複数(範囲)ダメージ(AoE)なのかは関係ないということです。

ここ誤解しないよう、ほんとにだいじ。

なぜみんな混乱するのかというと、青のCPスキルで、

・単体へのダメージ増加(危険な狙い)
・範囲ダメージ増加(噛みつくオーラ)
・直接ダメージ増加(マスター・アトアームズ)
・DoT増加(魔術の素質)

があるからでしょうね。
綾も実はこのスキルどれ?って即答できないものもあります。

つまりスキルのダメージの種類には、、、

・単体ダメージ / 範囲(複数)ダメージ
と、
・直接ダメージ / 時間経過ダメージ

があり、上の2つと下の2つの組み合わせがある、ということになります。

なので、、、

・単体への直接ダメージ(DD)
・単体への時間経過ダメージ(DoT)
・複数への直接ダメージ(DD)
・複数への時間経過ダメージ(DoT)

ということですね!

ここで注意しておきたいのが、1撃目はDD、それからDoTを与える
DDとDoTの複合スキル(例えばテンプラークラスの太陽の炎)もありますし、
逆に、最初はDoTで次にDDっていう複合スキルもあります。

DDかDoTかの見分け方は上のほうに赤字で書いた通りですが、
ゲーム内では違う扱いになってる、というように、
上の赤字で書いた公式に当てはまらないスキルもたしかあります。

この記事を書くにあたり、間違ったこと書かないように、複数の海外サイトを
調べていたら、アプデで元々DoT扱いだったスキルがDDにひっそり変わった
過去もあったみたいで、だいたいは上の公式が当てはまりますが、
一概にすべてが当てはまるというわけではない点には本当に注意です。

つまり、例外的存在のスキルもあり得ます、ということ。
このへん、決めつけて覚えて頭が固くなっちゃわないようにご注意ください。

スキルの変更、クラスの追加とか色々アップデートしてるうちに
ゲーム的に当初の定義というかルールというか、そのへんの
整合性が取れなくなってきたのかなって感じですね~。
最近じゃなくて前からバグってない?っていうのもあるみたいでしたが。。。

このスキルはどっちに分類される、などと個別スキル名だして
書く気はないし、その手の疑問がわきそうな微妙なラインを
攻めてるスキルは綾も把握できてない可能性が高いし、
気になったらご自身で調べてみましょう!

直接ダメージかどうかを自分で確認できる、一番簡単、かつ確実に
信頼できる方法として、ゲーム内で、
青のCPスキルのマスターアトアームズをスキルスロットに入れることです。

マスターアトアームズは直接ダメージを増やすCPスキルなので、
マスターアトアームズをスキルスロットに入れて
目的のスキルの値が増えたのであれば、そのスキルは、
上のほうに赤で書いた判断基準やここ含むどこかのサイトさんや
どこかの人が言ってたこととは違っていても、
ゲーム内ではそのスキルは確実に直接ダメージを含む、と確定していいです。

確定できるとは言ったものの、上に書いた通り、
例外だったのかバグってて適用されていなかったのか、ってケースも
昔あったみたいなので、この方法でほぼ間違いなく確定できるけど
ごくまれに間違ってることもあるかも、くらいで!

===

紛らわしい感じの例を挙げると、例えば以下のアンドーンスキルの
秘術のオーブスキルは、継続ダメージじゃなくて直接ダメージです。

変異前だけど内容は同じなので。。

最初のほうに書いたDoTスキルの見分け方で、

 T時間の間、繰り返しXダメージを与える。

と説明が似てるのでDoTかなって思うかもだけど、
これはDDです。

こっちは、

 T時間の間、繰り返しXダメージを与える。

です。
つまり、DoTのスキルです。

ちなみにこのスキルは、前半はDoTですが
シナジー発動時のダメージはDDです。

このprocは、継続ダメージつまりDoTを与える二刀流スキルの
引き裂き切りとか弓の毒注入を1発入れると、そのDoTからも
発火します。
(もちろん、武器によるDDからも1回発火します)

炎の流儀セットは引き裂き切り(血の狂気)とか毒注入と
組み合わせて使われることが多いので継続してproc発火するので
DoTダメと勘違いしそうになりますが、
このprocダメージそのものはDDです。

・・・

同じくわかりにくいのは、雷杖の重攻撃。

◆雷杖のヘビーアタック(重攻撃)はどうなっているの?

雷杖の重攻撃は、最後のヒットはDD、それ以外はDoTです。

そして、雷杖の重攻撃はチャネリングとみなされます。
(チャネリングについては後述します)

雷杖でCPを変えて色々試した綾の実験結果です。

この結果と、綾自身の知識、その他念のため海外サイトさんを調べて、
情報アップデートされてないサイトさんもあったので、
綾の最新の実験結果をメインにこの項目を書いてます。

雷杖の重攻撃は3tickです。
攻撃が3回当たるって思ってもらっていいです。

上の表の赤字の部分が、CPなしのときと比較してダメージが
増えている部分になります。

CP無しのときとCP有りでひとつずつCP変えて試したときを比較すると、
1~2tick目は継続ダメージつまりDoT、最後は直接ダメージつまりDDからの
CP増強の影響を受けていることが分かります。

そして、マスターアトアームズと魔術の素質、危険な狙いを3つ使えば
それら3つがちゃんと作用してダメージが増えることも分かります。

ちなみに以前の記憶で気になって最大手のalcastさんにある
重攻撃ビルド調べてみたら、CPに範囲増加を使ってましたが、
たぶん雷杖のパッシブ変更前の古い状態なのかと思います。
U40適用後は、上に書いた通り、範囲増加CPから
雷杖のヘビーアタックは強化されませんので使わないほうが良いです。

◆チャネリングって?

 簡単に言うと、チャネリングスキルを使用した場合、
 スキル発動中(チャネリング中)は他のスキルとか
 軽攻撃・重攻撃ができないように実質的に行動が
 ロックされるのがチャネリングタイプのスキルです。

 チャネリングは継続的な効果なのでDoTと似てますが、
 これらはイコールではないです。
 DoTは与えた後もその期間中は自由にスキル使えますよね。

 DDとDoTはスキルのダメージの性質というか種類、
 チャネリングはスキルの詠唱の性質というか種類という感じです。
 
 つまりそれらは、そもそも分類が違うので比較ができません。
 チャネリング詠唱と同列にするのは即時詠唱と遅延詠唱です。
 
 チャネリングスキルかどうかの判断はとても簡単で、
 スキルの説明欄を見るとチャネリング時間が書いてあるのが
 チャネリングです。
 それか、上に書いた通り、スキル発動中に他のスキル
 使えなくなるのがチャネリング。

 ただしこれも100%確実に当てはまるわけではないです。

・・・

例えば雷杖の重攻撃みたいに、チャネリングと書いてないけど
チャネリングってスキルもたしかありますし、この記事の
コメント#2に綾が書いたように、例えばソーサラーの
稲妻の反乱と炎の流儀のprocは、ゲーム内のツールチップでは
同じようなダメージ表記の説明されてますが、かたや継続ダメージ、
かたや直接ダメージ、になってます。

こんな感じで、チャネリングに関わらず、DDとかDoTの分類も
そうですし、ESOは色んな所で矛盾を大いに含んでます。

違う!おかしい!って思う動作やスキルもいくつも出てくるかと
思いますが、その矛盾は柔軟に受け入れましょう!

===

こんな感じで、紛らわしかったり判断が難しいスキルがあったり
実際にさっきの定義通りに適用されないスキルもあるぽいので、
結局のところ、最新の環境でこのスキルはどうなのっていうのは
完璧に把握してる人はいないような気がします。

例えば、上のほうに画像で載せたアンドーンスキルの
秘術のオーブは範囲ダメージです。

昔は、雷杖装備しているとき攻撃杖のパッシブにより、
範囲ダメージのスキルの値が増加したんだけど、秘術オーブは
範囲ダメージスキルにも関わらず、雷杖のパッシブは
適用されませんでした。

なのに、青CPの範囲ダメージ増加(噛みつくオーラ)は
適用されていた、など、整合性が取れてなかったのです。

ほかのスキルは当然雷杖パッシブからの範囲ダメアップは
適用されていたので、言い訳?はできませんね><

この記事書いてる今は、ちゃんと攻撃杖の
パッシブによりオーブのダメージは強化されるように
なりましたよ!

これ把握してた人いた?

・・・って感じで、上にも書いた通り、アプデで
スキルの効果変わったりDoTがDDになったり、
実はひそかにバグ修正されていたなどあり得るので、
綾もすべてのスキルがどっちなのって即答はできないし
判断に困るような複雑なスキルは特に怪しいです。

こんなのは数分あればセルフで確認できるので、
気になったらセルフで確認したほうが良いです。まじ。

こんどやる気になったら各クラススキルがどの青CPによって
強化されるのか全て調べて表にして記事書きます。

とりあえずここでは、DDとDoTの違いを
覚えられたらあなたは偉い♡goodです♡

おわり♡

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コメント(6)
  • 6. 管理者

    >>5
    ヤミー さん、こんばんは。

    最初に答えを書くと、

    >自身がポイントを使って覚えたスキルだけなのでしょうか?

    は、限りなくYESに近いけど厳密に言えばNOです。

    まず、procは他のprocを発火させないというルールがあって、他procセットはBSWのprocを発火させません。
    これはBSWに限らず、”ダメージを与えたとき”のようなトリガーのprocセットも他のprocからのダメージでは発火しません。

    以前は武器に付けたグリフからprocセットのprocを発火させることができましたが、
    いつのアップデートは忘れましたが、グリフからのダメージもprocとみなされるようになり、
    グリフからの属性ダメージは、”procは他のprocを発火させない” ルールに引っかかり、
    属性ダメージグリフからprocセットのprocは発火しなくなりました。

    なので、炎グリフからの炎ダメージはBSWのprocを発火させず、
    例えば炎の流儀セットのような炎ダメージ与えるセットの炎ダメージはBSWを発火しません。

    ただし、炎の杖の軽攻撃や重攻撃からBSWのprocは発火します。

    軽攻撃と重攻撃は基本攻撃であり、武器に付ける属性グリフのようにproc扱いでもないので
    proc発火ルールに抵触しないから。という理由からです。

    この話が、

    >自身がポイントを使って覚えたスキルだけなのでしょうか?

    に対して、厳密に言えばNo、という意味になります!

    ただ、確かバグってるやつもあって、proc発火ルールに従わない
    何らかのprocセットが有った気がします。
    (なんのセットだか思い出せないけど今は修正されたかも)

    BSWはちゃんとproc発火ルールに従うので、上に書いた通り、発火しません。

    1
  • 5. ヤミー

    記事の内容とは違う質問で申し訳ないのですが、「炎上するスペルウィーブ」のセット効果で、「炎ダメージアビリティでダメージを与えた時、敵に炎上ステータスを与え、武器と呪文ダメージを490、8秒の間増加させる。こうした効果は12秒ごとに発動する。」とありますが、この場合の炎ダメージアビリティは、自身がポイントを使って覚えたスキルだけなのでしょうか?
    武器の炎の付呪や他のセット効果で発動した炎属性のダメージでは、発動しないのでしょうか?ご存知であるなら、教えて頂きたいです。よろしくお願いします。

    0
  • 4. 管理者

    >>3
    匿名 さん、こんにちは。

    疑問が解決されたようで良かったです♡

    全体にわたる1つ1つの詳細な記事はとても書けないのですが、目的の記事があって見てくださってご参考になったら嬉しいです♡

    0
  • 3. 匿名

    >>2
    あやさん
    ありがとうございます
    とてもすっきりしました感謝です
    初めてのMMOであまり他に情報もなくつまづきながら進めていますが
    またこちらの記事を色々読んで楽しみたいと思います

    0
  • 2. 管理者

    >>1
    りり さん、こんにちは。

    ESOへようこそ♡
    過去の記事まで読んでくださりありがとうございます♡

    >稲妻杖の重攻撃を上げたい場合は
    これは、挙げてくださってる4つの中には無い、青CPの 武器の専門家 が一番影響あるので
    最優先はそれでいいかと思われます。
    次に、危険な狙い になります。

    あとはビルドに合わせて他のCP入れるか、ヘビーアタックに焦点絞るのであれば
    噛みつくオーラは雷杖のヘビーアタックには影響ないので、
    その4つから噛みつくオーラを抜いた3つ、になってきます。

    この記事の雷杖の章に画像追加して記事更新したので、詳しくはそちらを見てみてください。

    ===

    おまけ?で、、、

    属性防壁は継続ダメージです。

    稲妻の反乱は継続ダメージですが、シナジー発動時のダメージは直接ダメージになります。

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  • 1. りり

    最近始めました
    今悩んでた所がドンピシャの記事で過去も楽しく読んでます
    マジカソサでやっていますが 稲妻杖の重攻撃を上げたい場合はどれを優先なんでしょうか
    ・単体へのダメージ増加(危険な狙い)
    ・範囲ダメージ増加(噛みつくオーラ)
    ・直接ダメージ増加(マスター・アトアームズ)
    ・DoT増加(魔術の素質)
    同じく 属性防壁や稲妻の氾濫などは 継続なのか範囲なのか まだポイント少ないので優先がわからず悩んでいる日々です

    これからも楽しく見させていただきます

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